凡例
- 当ページは戦国時代の史料でよく用いられる用語のうち、「あ」で始まる単語を扱ったものである。
- 当サイトで用語辞典を扱う目的は、主に当サイト上の「織田信長の年表」ページに掲載する翻刻の内容を理解しやすくするためのものである。
従って、一般的な古語辞書とは異なり、簡便な内容に留めている。 - 見出し語は便宜上、現代仮名遣いで記す。
例えば「越度」は「をちど」ではなく「おちど」とするため、「お」の項で扱う。 - 用例は原則として新字体で記す。
- 史料は充て字や異体字、方言など非常に多岐に渡るため、全てを記すことは困難である。
従って当サイトの判断で、便宜上記すものとそうでないものを区別するものとする。 - 例文は個人的に好例と判断したものを選んだため、時代や地域に偏りがある。
- 中には当サイトの不勉強による誤った解釈や読み下しもあるため、参考程度に留めていただきたい。
- 必要に応じて削除し、また加筆・修正を加えるものとする。
路次・・・ろじ
意味
道を行く途中。
道中のこと。
例文 『信長公記』巻之一
八月七日 江州佐和山へ信長被成御出上意之御使尓使者を被相副、佐々木左京太夫承禎御入洛之路次、人質を出し馳走候へ之旨、七ヶ日御逗留候て、様々被仰含、
(書き下し文)
(永禄十一年)八月七日 江州佐和山へ信長御出に成られ、上意の御使に使者を相添えらる。
佐々木左京太夫承禎へ御入洛の路次、人質を出し馳走候えの旨を、七ヶ日御逗留候て、様々に仰せ含めらる。
備考
文書には
・「路次支配(街道を支配すること)」
・「路次馳走(街道移動の補助を行い、饗応してもてなすこと)」
・「路次不合期(街道が封鎖されるなどして期日に間に合わないこと)」
などの文言がよく見受けられる。
なお、移動中の宿代・馬代などの経費のことを「路用」「路銀」「路銭」「路費」とよぶ。

