古文書解読の基本的な事 よく出る単語編 五十音順「な」~「ほ」

5.0
来世ちゃん
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こんばんはー!
今回は古文書解読編 基礎の第3段目
自分がこういうサイトがほしい~と思っていた
部分を凝縮しました^^
何かの参考になれば幸いです。

あ、あとくずし字の解読はまた別の記事にということで、
正しくは「書き下し文の事典」みたいな感じですね。

目次をクリックorタップしたら見たい所に飛べるヨ。

「な」行

・・・ながら
(意味)~しながら。~なのに。等
 (備考)汎用性が高い為、頻繁に出現する。「乍去さりながら」とのセットも多い。

就中・・・なかんずく
(意味)その中でも。とりわけ。

依無・・・なきにより
(意味)無しということで
 (備考))っての否定形。

・・・なし
(意味)無い

何分・・・なにぶん
(意味) どうか。なにとぞ。 何といっても。

名主・・・なぬし、みょうしゅ
(意味)”なぬし”の場合は江戸時代における町役人みたいな感じ。村方三役の一つ。”みょうしゅ”の場合は、平たくいうと田畠の所有者。オーナーとして自分は管理をして、小作人に働かせるのもまた名主。

・・・ならびに
(意味)並列、および

・・・なり、や
(意味)文末に使う時には断定を意味する。「や」の場合は「~べきや」で「するはずだなあ」みたいな感じ。
 (備考)俳句の世界でも「なり」や「けり」は強い断定を指す。

・・・なる
(意味)物事が出来上がる、実現する、成就する。または今までと違った形になる等

・・・に
(意味)~に
 (備考)「于今いまに」で用いられることが多い。
例文として下記の文のように用いられることも多い。

仍景虎至于野澤之湯進陣

市河文書(武田信玄発給文書)

仍って景虎(上杉謙信のこと)、野沢の湯に至り陣を進め

・・・に、じん
(意味)人、御仁ごじん。あるいは「~に」

廿・・・にじゅう
(意味)20
 (備考)「廿匁」や「廿俵」など、昔は普通にこの漢字が使われた。ちなみに10は拾。30は卅(丗)

抽而・・・ぬきんじて
(意味)とびぬけて

今のところなし。出てきましたらこっそり追加します。

之儀之条・・・のぎ、のじょう
(意味)~の件

而已・・・のみ
(意味)~だけ、~に限り
 (備考)「而已」は現在の中国でも用いられているようだが意味は違う。

「は」行

・・・は
(意味)~は
 (備考)「者者」=”者は”なんて出てきた時には意味が分からない。けど、たまに出る。

買得(徳)・・・ばいとく
(意味)戦国時代において、多くは家臣が私的に売買で購入した土地のことを買得(徳)地と呼ぶ。

・・・はげむ
(意味)心をふるいおこして、つとめる。精を出す。
 (備考)「可相励」は”あいはげむべく”

為始・・・はじめとして
(意味)まずはじめに

・・・はたらく
(意味)単に働くという意味と、従軍、行軍あるいは戦闘をするという意味もある。

甚以・・・はなはだもって
(意味)たいへん。非常に。
 (備考)はなたばもってではない

百姓・・・ひゃくしょう
(意味)単に農作業に従事する人という意味だけではなく、非常に幅の広い意味を持つ。それに加え、時代時代によっても少しずつ意味が異なる

無比類・・・ひるいなき
(意味)比べる対象がないほどすばらしい

不断・・・ふだん
(意味)いつも、日頃、普段。絶え間がないこと
 (備考)「不」だけの場合は”ふ”ではなく”ず”となる。~にあらず

不忠・・・ふちゅう
(意味)忠誠心が足りないこと
 (備考)「不」だけの場合は”ふ”ではなく”ず”となる。~にあらず

不図与風浮図・・・ふと
(意味)何気なく、ちょっとしたことを突然するさま

夫役・・・ぶやく
(意味)労働力、雑用のこと。賦役

粉骨・・・ふんこつ
(意味)力の限り努力すること

・・・べく
(意味)ある事柄について、それが可能となるように、あるいは実現されるように
 (備考)古文書頻出単語。これが出たらほぼ”か”ではなく”べく”。「不可」は”べからず” 返り文字。例として
可申候もうすべくそうろう」=話があるはずだから 等に用いられる。

別儀・・・べつぎ
(意味)ほかのこと
 (備考)「無別儀」は”べつぎなく”

別而・・・べっして
(意味)とりわけて。ことに。特別に

奉公・・・ほうこう
(意味)主君の為に身を尽くすこと

来世ちゃん
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  1. 「あ」~「こ」
  2. 「さ」~「と」
  3. 「ま」~「ん」
  4. 古文書解読の基本的な事 返読文字によくある傾向を実際の古文書を例に説明
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