2019-10

1.古文書

和歌や俳句でよく詠まれる「ほととぎす」にはどのような意味が隠されているのか

古来から日本ではほととぎすの歌がよく詠まれています。初夏の訪れとともに飛来して、田植えの始まりを告げる鳥だと認識されていました。今回はそんなほととぎすに隠された様々な意味や代表的な句をご紹介します。
武田信玄・上杉謙信が出した古文書

山本勘助は実在した!?武田信玄が出した書状からその根拠を読み解く

山本勘助は実在したのか・・・現在でも様々な議論がされているそうですが、今回は武田信玄が出した書状に「山本勘助」が登場する興味深い古文書を解読します。 いつものように原文と釈文、書き下し文、現代語訳を入れています。実在したかどうかは私にはわかりかねます。
5.歴史系おもしろまとめ

駿河の大大名・今川氏真さん、上杉謙信に救いを求めるも既読無視される

外交は本当に難しい。今回は今川氏真が上杉謙信(輝虎)に同盟を呼びかけるが、無視されたお話です。お互い利害は一致しているにも関わらず、外交文書にまずい点があったというだけで上杉側が無視したのです。今回はなぜ上杉謙信は書状を無視したのかを考えます。
6.信長以外の歴史系記事

戦国時代の外交文書のルールとしきたり ポイントは礼儀の厚薄にあり

戦国時代の外交文書の作法としきたりについて記事にしています。内容がマニアックすぎて今回は初心者向きではありません。昔は相手の身分によって、礼の厚い薄いを使い分けていました。宛名の左下脇にある「脇付」や、秘書を通すやり方の「付状」についても触れています。